ハンデ師って何?野球賭博が日本では違法な理由

yakyu-tobaku

どうもこんにちは。金欠サラリーマンです。
夏になると甲子園が盛り上がりますよね。
高校野球も、決勝に近くなると試合の結果が気になって仕事が手につかなくなります。

ああ、地元のチームを応援するためにここはひとつ、
この勝負に諭吉様をかけて…

なんてやりたくなってしまいますよね。

しかし、野球賭博は日本では禁止されているんですよね。
 
 

野球の賭博は憲法で禁止されている

先日、ブックメーカーは違法なの?というエントリーにも書きましたが、
基本的に日本国内では賭博を行うこと、賭博の胴元になることは憲法で禁止されています。

憲法第185条、条文

(賭博)
第185条 賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

一時の娯楽に供する物っていうのが表現が微妙ですが、
要は、大出を振って野球賭博をやることはいけませんよ、という法律になっていますね。

2010年には、現役の大相撲力士が、野球賭博に関与していた疑いがあるということでも問題になりました。
⇒wikipedia:大相撲野球賭博問題
 

ちょうどタイムリーなところでは、
巨人の福田聡志投手が野球賭博に関与した疑いがあるとして現在謹慎処分を受けています。
(15年10月6日現在)

参考:NEVARまとめ│巨人・福田聡志投手が野球賭博に関与 謹慎処分を発表

さらにタイムリーなところでは、ダルビッシュ有選手の弟さんのダルビッシュ翔さんが野球賭博の胴元をやっていた可能性があるとのことで、逮捕されちゃいました。
野球界、大丈夫なんでしょうかヾ(´;ω;`)ノw
 
 

では海外では?

たとえばイギリスなんかでは、ギャンブルは基本的に合法と言われていますね。
じゃあ、海外に住んでる人は、高校野球に金銭を賭けても大丈夫ということなんでしょうか。
なんともうらやましい話です。
 
 

ハンデ師って何?

野球賭博を語る上で欠かせないのは、ハンデ氏の存在です。

ハンデ師とは、読んで字のごとく、ハンデを付ける人のことです。

えっ、試合の勝敗にハンデなんかつけていいの!?

と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、
たとえば、あまりにも実力差が大きすぎる試合があったとしますよね。
 

この試合はもう、誰が見ても、あのチームが勝つだろう。って試合は少なからずあります。
 

こういう時に活躍するのがハンデ師です。

ハンデ師は、それまでの経験から、たとえは「点差」でハンデを付けたりします。
 

たとえば今日の阪神対中日は、ハンデとして中日の点数を+2とする。
みたいな感じでしょうか。

(例は適当ですから中日ファンの皆さまは怒らないでくださいね。)

このハンデは、チームの調子がよくない時は、3にも4にもなったりします。
 

ハンデの付け方(もとい賭け方)には他にもいろいろあって、

両者の特典の合計が7点以上になるか、ならないか?

なんて項目で賭けることもできたりします。
 

なんでハンデ師はハンデをつけるの?

ではなんで、ハンデ師は、わざわざ野球の勝敗にハンデをつけるのでしょうか?
これは、私もいろいろと調べてみたんですが、
結局のところ、勝敗が偏っちゃうと賭けが成立しないからっていうのが本音みたいですね。

たとえば、さっきも書いたように、
両チームの力差がはっきりしちゃってる場合、
賭けがつまらなくなるから、ハンデをつけてみる、というのが実情のようです。

たとえば、

中学生野球部 VS 社会人野球部

っていう試合があったら、
これはどうも高確率で社会人野球部が勝ちそうですけど、
ハンデが7点あったら、勝負はとたんにわからなくなるかも…っといった具合です。

ただ、このハンデっていっても、ハンデを適当につけてしまっては意味がありませんから、
ハンデ師はそれ相応に野球の知識がある人がになってることが多いみたいです。
今回の件だとダルビッシュ有投手の弟さんもハンデ師をやられていたようですが、
やはりダルビッシュ有さんの弟さんだけあって、野球の知識には相当な自信があったのかもしれませんね。
 

ハンデで野球賭博は面白くなる?

もちろん、国内で野球賭博をやるのは違法ですが、
ブックメーカーでなら野球の勝敗にリアルマネーを賭けることはできます。

たとえば、私が参加しているブックメーカーサイトでは、
この原稿を書いていた時点でのオッズはこんな感じになっています。(15年10月2日現在)

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引用:ウイリアムヒル

一番上を見ると
今日レッズが勝ったらオッズは3倍
パイレーツが勝ったらオッズは1.42倍となっていますね。

さらに、
ハンディキャップ付となると、
レッズは1.91
パイレーツも1.91 と
オッズは途端にがっぷり割れてます。

(+1.5とは得点に対して、+1.5点するということです。
-1.5はこれも得点に対して-1.5点するということです。

つまり、この試合が

仮に
レッズ3点
パイレーツが2点で

パイレーツが負けた場合、
ハンディ付の勝敗は、

レッズ1.5点
パイレーツ3.5点

ということになります。

※ハンディ無しの勝敗は、レッズが勝ったことになります。

 

ちなみに、合計得点とは
1番上の試合の場合ですと、
超過7.5の場合、オッズは2.05
以下7.5の場合、オッズは1.80となっていますね。

この場合、
この試合の両者の得点を、合わせて7.5以上だったら2.05倍の配当
合わせて7.5以下だったら、1.80倍の配当という計算になります。
 
 

オッズを見て頂ければわかると思いますが、
ハンデ付の勝敗となると、オッズはどちらのチームが勝ってもほぼ1.8倍~2倍という状態になっています。
つまり、ハンデが付くことによって、さらに試合の勝敗がわかりづらくなってるってことです。
 

ちなみに、プロ野球の試合にもbetすることはできます。

この原稿を書いた時点(2015年10月2日)では
 

proyakyu-nihon
 

オッズはこんな感じになっていました。
日本の試合にはハンデはないみたいですね。

日本のプロ野球に賭ける場合は、試合開始の約1時間くらい前までなら、エントリーすることができます。

日本シリーズも盛り上がってますね…!
管理人は個人的にはヤクルトを応援していますが、
どうも本日もソフトバンクが優勢のようですヾ(´;ω;`)ノ

ちなみにブックメーカーサイトなら、日本シリーズにもBETすることができます。
(登録だけで4000円分のフリーベットもらえますが、熱くなりすぎは注意です!)

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